コンピュータが実証した天照大神と卑弥呼の時代
2011-03-26


安本美典「コンピュータによる記紀の分析」では、代々の天皇の在位年数から、年代を推定する方法も紹介されており、明治時代の那珂通世の研究や、東京大学の平山朝治の論文が紹介されており、平山朝治の代々天皇の在位年代の推定と誤差率についての一覧からみると、卑弥呼の時代(西暦238年に魏に朝貢)に相当するのは、神武天皇の時代よりも5代前の天照大神の時代に当たるとしている。

 そこから、論が飛躍して(この辺りは感心できないが)先ほど書いた通り、古事記に登場する地名等で九州が多いことから、邪馬台国九州説を支持されている。
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