小野田先生が佛大附属幼稚園の園長先生になられたと聞いて、幼稚園のWEBを覗いてみた。
そうして、面白いと思ったのが、この文章
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さすがは、小野田先生である。
単なるお説教・教訓とかお飾りの文章ではなく、人間の本質を突いている。
相手の人をみるということは、自分をみている様な面があって、やはり、自分が作り上げたイメージのフィルターがかかっているのだと思う。
そのフィルターを通して、実際のその人の真実の1%も理解されていないという点は事実だと思う。
社会学でもラベリングとかそうゆうのを習うが、ただ単に、差別や偏見が行けないというよりも、人間の本能的な性質として、常に相手をそうゆう風に見がちと思うのは、実際、そうだと思う。
優越感も劣等感も、無意識の内に、そういったフィルターによって、相手の人間の人物像に歪みや変色を加えられたイメージを作り上げることで生まれるのだと思う。
そうして、それは、優越感も劣等感の場合も自己の存在を空虚なものと見なして、自信喪失につながってくる。自分が知らない内に、相手を蔑み、自分自身も蔑んでいくのである。
こうして、優越感を持っている人も裏腹に同じ位の劣等感を持つに至る。自分のイメージを否定する反作用もそれだけ強いのだ。
自信がなくなると、もう、人間って何も出来なくなる。自信を無くする前に、小野田先生のこの文章を何度も読んでみたいと思う。
何か自分のことを言われているみたいで、怖ろしいです。