物まね上手のSONYがまたまた、LUMIX類似製品を発表
2010-05-15


禺画像]
物まね上手のSONYがまたまた、LUMIXやOLYMPUS類似製品を発表。

 ミラー・プリズムなんて、もともとライブビュー主体のデジタル一眼には不要なものだと、以前にこのブログに書いたが、その通りの状況になりつつある。

 今に、昔ながらの一眼レフのミラー・プリズムを搭載したカメラは、EOSとかPENTAX位になって、貴重品になるだろう。

 更にその内、マウント・シャッター部分の着脱を可能にして、画像素子部分を交換できる様にしたものも出てくると思う。

 今度は、パナソニック、LUMIXが苦戦する番になった。
 
 これで、G1〜2(GH)シリーズで、マイクロフォーサーズ(以下MFSマウント)向けの銀塩カメラ比の1/2のCMOSを搭載することは、ポータブル化と省コスト化の点でメリットがあったが、そのメリットがこれらの競合マウント仕様の登場で色あせてしまうかも。

 APS相当の画角を持った今回のEマウントは、高級一眼レスのEOSやαシリーズと同等の性能を持つ。また、将来、更に高画素化をした場合にも画質の点で有利である。

 特に、クラカメ、オールド銀塩ファンにとって、APSマウントをミラーレスデジタル一眼に採用されるメリットはすごく大きい。

 今後、Eマウント→LAICA M、Lマウント、あるいは、カールツアイスのオリジナルCONTAXマウントアダプターが発売されるかは、不明だが、もし、このアダプターが発売された場合には、

 LAICAELMARの50oとかツアイスのゾナー等の50o標準レンズがG1のMFSマウントでは、画角が、1:2.0となり、100o相当になってしまうので実用にはならない。

 ところが、APSだた、1:1.6となり、80oレンズとして使える。つまり、MFSマウントの場合は、完全な望遠レンズになるが、APSの場合は、標準から若干望遠がかったレンズとして辛うじて、一般的な撮影場面で、使える様になり、日常の撮影にオールドレンズのオリジナリティが発揮出来る筈である。

 つまり、LUMIXのMFSマウントのGシリーズ等よりも、クラシックカメラのレンズを装着した場合の親和性が高くなる訳。

 現在のところ、SONYでは、Eマウント→αマウントアダプターは発売するようで、これは、MFS→FSマウントの様な延長筒部分を加えたものになる筈だ。

 この場合は、αマウント→M42マウントマウントアダプターを使用しても、ミラー一眼レフ用のレンズは使えても、レンジファインダー式のLAICAやCONTAXマウントは、フランジバックが小さいので、そのままでは使うことが出来ない。
 
 つまり、αマウントを通さない直接・装着型の専用のアダプターが必要になる。

 EマウントからL・M・Cマウントのアダプターがどこかの付属品メーカーが作ってくれれば(きっと作るだろうが)、これまで以上にクラシックカメラのレンズをデジカメに装着して、オリジナリティを活かした撮影が楽しめる様になる。

 LUMIX陣営では、ヤバイと思ったのか、製品価格の引き下げ対応を図る方針、OLYMPUSはどうでるのだろうか。

 MFSの方がαマウントに比べてもマイナーなだけに、MFSが先細りになる可能性もあり、心配だ。

 但し、こういったデメキンカメラは、撮影していてバランスが悪く持ちにくい。だから、各社ともにグリップを工夫しているが、これも、もはや、従来の「カメラ的」な長方形横長ボデー形状に拘る必要はなくて、もっと持ちやすい形になると思う。

 その点、昔のカシオのEXP505の様な形状がベストだと思う。
[クラカメ]
[デジカメ]

コメント(全0件)


記事を書く
powered by ASAHIネット