人類の安全の為に、十分な警戒を!そして、出来れば自粛を!
2008-04-08


北京オリンピック開催が近づいているが、チベット問題よりも、殆どの人が気づいていない深刻な問題がある。
 それは、中国で鳥インフルエンザの人間への感染が拡大している事で、在中国日本領事館は下記の通り警告しているし、他にも下記の通り、NEWS報道がされている。
[URL]

 オリンピック開催ともなれば、多くの選手、関係者、観光客が海外から集まる。感染防御対策を行わないと大変なことになるだろう。
 また、一番、懸念されるのは、猛毒H5N1が日本の養鶏場に広がる懸念で、こうなれば、感染爆発となる危険もある。北京五輪開催を契機に農林水産省や厚生労働省も防止対策を強化して欲しい。冬場の渡り鳥シーズンよりも危険である。
 出来れば、開催自体を自粛して欲しいものだ。
 以下は、在中国日本領事館の警告。このWEBは現在、消去されているのでキャッシュの転載である。
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中国における鳥インフルエンザの発生状況 〜鳥にはむやみに近寄らないで下さい!〜
(08.03.21)
<新情報!>

○昨年末から江蘇省、湖南省、広西壮族自治区及び広東省で相次いで鳥インフルエンザのヒトへの感染による死者がでています(4人)。これで中国でのヒトへの感染例は30例(うち死亡者は20例)となっています。
○また、3月13日には広東省広州市で鳥への鳥インフルエンザが発生し、114羽のトリが異常死しました。

<全文>
 中国各地で鳥インフルエンザが発生しており、中国政府は、鳥インフルエンザの鳥から人への感染を確認、死者の発生を公表しています。 在留邦人の皆様におかれては、正しい情報をこまめに確認し、日常生活上で可能な範囲の予防をして頂くようお願いします。




1.鳥への感染状況(中国政府発表)
中国各地で広範囲にわたって次の通り、鳥インフルエンザ(H5N1型)の発生が確認されています。

 遼寧省(錦州市、阜新市、黒山県)、湖北省(京山県、孝感市、石首市)、湖南省(湘潭県、永州市、長沙市、桃江県)、安徽省(准南市、天長市、休寧県、潁上県)、新疆自治区(澤普県、ウルムチ市、和田市、和田県、米泉市、トルファン市、〓善県、新源県)、山西省(孝義市、陽泉市、長子県)、内蒙古自治区(フフホト市、包頭市、ダフール族自治旗、ジャラントン市)、寧夏自治区(銀川市)、雲南省(礎雄市)、江西省(遂川県)、四川省(大竹県)、貴州省(貴陽市)、広東省(広州市)、チベット自治区(ラサ市、那曲地区)、青海省(剛察県、玉樹県、果洛蔵族自治州) 、香港、福建省(建オウ県)


2.人への感染状況(中国政府発表:30例、死亡者20例)

2003年
・11月、1例(北京市、死亡1例)
※当初SARSと考えられていたこともあり、感染源は不明、2006年8月発表

2005年
・11月16日、2例(湖南省湘潭県1例、安徽省安慶市1例、うち安徽省の事例は死亡)
・11月26日、1例(安徽省休寧県、死亡)
・12月6日、1例(広西自治区資源県、死亡)
・12月8日、1例(遼寧省黒山県)
・12月15日、1例(江西省遂川県、死亡)
・12月30日、1例(福建省三明市、死亡)

2006年
・1月10日、1例(湖南省桂陽県)
・1月18日、1例(四川省簡陽市、死亡)
・1月23日、1例(四川省成都市、死亡)
・2月8日、1例(福建省ショウ浦県)
・2月10日、1例(湖南省綏寧県、死亡)
・2月25日、2例(浙江省安吉県1例、安徽省潁上県1例、うち浙江省安吉県の事例は死亡)
・3月2日、1例(広東省広州市、死亡)
・3月21日、1例(上海市、死亡)
・4月18日、1例(湖北省武漢市、死亡)
・4月27日、1例(四川省遂川市)
・6月15日、1例(広東省深〓市)
・7月12日、1例(新疆自治区吉木薩爾県、死亡)

2007年
・1月9日、1例(安徽省屯溪県(黄山))
・2月28日、1例(福建省建オウ県(内陸北部))

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